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【3D点群ビューワー】BricsCAD(Bricsys)

BricsCADは、ベルギーに本社があるBricsys社が提供している製品です。世界的に発売されていて、2D・3D・BIM・Mechanicalなど幅広い業種の図面やモデルを作成できる.dwg互換CADシステムとして知られています。パーツのパラメタライズや設計意図認識など、AIを活用して効率的な設計プロセスを実現する多機能CADソフトウェアです。ここでは、BricsCADの特徴や機能などを紹介します。

 BricsCAD公式H
引用元:Bricsys公式HP(https://www.pointstudio.jp/)

BricsCADの製品特徴

BricsCADは、2D図面作成から3Dモデリング、BIM(Building Information Modeling)、メカニカル設計まで対応する多機能なCADソフトウェアです。特に、ネイティブ.dwg形式を使用していて、AutoCADとの高い互換性を持ち、既存のデータをスムーズに活用することができます。

BricsCADは、2D作図、3Dモデリング、機械設計(Mechanical)、建築設計(BIM)など、用途に応じた複数のエディションを提供していて、多様なニーズに応えています。AIを活用したパーツのパラメタライズや設計意図認識機能で、設計プロセスを効率化できます。

BricsCADの機能紹介

ダイレクトモデリング

直感的なダイレクトモデリングが可能です。3Dモデルの作成過程を気にせず、直接モデルを操作できます。2Dプロファイルを押し出して3Dソリッドを作成したり、既存の3D形状をプッシュ・プル操作で簡単に変形したりと、プッシュ・プル機能などを使用して、感覚的に高度なモデルを短時間で生成できます。さらに、パラメトリック機能と組み合わせることで、パラメータ駆動の3Dモデルも作成できます。設計変更にも柔軟に対応できます。

AI支援機能

AIを活用して設計プロセスを効率化しています。モデリング作業中の適切なコマンドの自動提案や、3Dモデルを診断し改善点の評価機能を搭載しています。建築設計においては、AIが柱の配置や壁構造の入力、仕口の修正などを一括編集できます。AI機能により、作業時間の短縮と品質向上を実現しています。

多様なファイル互換性

業界標準の.dwg形式をネイティブに扱えます。AutoCADとの高い互換性を持っています。さらに、オプションの「Communicator」を使用すると、STL、IGES、STEP、CATIA、Inventor、NX、Creo、SolidWorks、SolidEdgeなど、多様な3D CADデータの読み込みと書き出しが可能になります。異なるCADシステム間でのデータ交換がスムーズに行える機能です。

おすすめの点群ビューワーを探す

点群ビューワーは、建設・製造・プラント・測量など、利用する業界や現場の特性によって求められる機能が大きく異なります。たとえば、施工現場では処理スピードや共有機能が重視される一方、設計・保守業務では計測精度やデータ互換性が鍵になります。
こうした目的の違いを踏まえ、データの可視化や解析を円滑に行うためには以下のポイントを確認し、自社のワークフローに最適な製品を選定することが重要です。

  • 扱うデータ形式への対応状況(例:LAS/E57/OBJなど)
  • 大規模データ処理の安定性や動作スピード
  • 関係者間での共有・連携機能の有無
  • 導入コスト・ライセンス体系・サポート体制

これらのポイントを比較検討することで、自社に最もフィットするビューワーが見えてきます。
このサイトでは、用途別に特徴が異なる3製品をわかりやすく紹介しています。 導入目的に合ったツールを見つけたい方は、ぜひチェックしてみてください。

BricsCADの製品画面

 BricsCADの製品画面1
画像引用元:BricsCAD (https://www.bricsys.com/ja-jp/bricscad-for-point-clouds)
 BricsCADの製品画面2
画像引用元:BricsCAD (https://www.bricsys.com/ja-jp/bricscad-for-point-clouds)
 BricsCADの製品画面1
 BricsCADの製品画面2

BricsCADの活用事例

建築設計事務所では、BricsCAD BIMを利用し、設計から施工管理までのプロセスを効率化した事例があります。コストが削減でき、作業時間も短縮できました。特に、点群データを活用した「スキャン to BIM」機能がリノベーションプロジェクトで役立ち、既存建築との取り合いを効率的に設計できるようになりました。

また、製造業では、板金設計機能や形状認識機能を活用し、加工機での作業を省力化できています。設計データから加工データへの変換が完全自動化され、人的作業を削減できました。

BricsCADの口コミ・評判

高額ソフトに負けない実力

BricsCADはLISP対応の関数が豊富で、C++やC#のように開発環境を整える必要がなく、手軽にプログラム開発が行える点が魅力です。
最近では、TINサーフェスの作成・編集やボリューム計算機能が現場業務で非常に役立っています。
BricsCAD Proは、価格が10~20倍する測量・点群処理ソフトを使わずとも、同等のTIN機能を手軽に活用できる稀有なソフトだと思います。

英語版でグローバル対応も◎

まず優れているのは経済性です。そして、コマンドやUIが既存環境と似ており、乗り換えもスムーズでした。
さらに、将来的な海外展開も見据えて、英語バージョンがあるのも安心です。
これまで提案段階ではSKETCH UPを使っていましたが、このソフトには無料で使える「SHADE」というツールがあり、それでほぼ代用可能です。提案から詳細設計まで、2D・3Dをシームレスに同一ソフトで完結できる点がとても気に入っています。

BricsCADの製品スペック/導入価格

シングルライセンスは以下の通りです。

  • BricsCAD Lite:サブスクリプション(1年) 47,300円/永久ライセンス103,675円
  • BricsCAD Pro:サブスクリプション(1年) 66,000円/永久ライセンス157,300 円
  • BricsCAD Ultimate:サブスクリプション(1年) 150,700円/永久ライセンス336,350円

スペック

  • 対応OS:Windows 10/11 (x86-64), Ubuntu 20.04 LTS以降, Mac OS X 10.15以降
  • CPU: Core i5, Ryzen 5以上推奨
  • メモリ:高速メモリ構成(デュアルチャネル以上)推奨
  • ストレージ:SSD (SATA3 / PCIe NVMe)をシステムドライブとして使用することを推奨(最小3GBの空き容量)
  • ディスプレイ:複数のUHD(3840×2160)または4K True Colorディスプレイ対応
  • GPU :NVIDIA、AMD、Intel製グラフィックスカード (4GB VRAM推奨)
  • ファイル形式互換性:ネイティブ.dwg形式、STL、STEP、IGESなど (Communicatorオプションで拡張可能)
  • モデリング機能:ダイレクトモデリング、3Dパラメトリック化、点群データ活用、BIM設計ツール

サポート/保証について

購入時に1年間のメンテナンス契約が含まれ、最新版へのアップグレードと優先サポートが提供されます。メンテナンス契約者には、日本語によるメールサポート、バージョンアップの無償対応などに対応可能です。2024年1月からは全ての新規購入にメンテナンスが必須となり、テクニカルサポートや定期的なソフトウェアアップデートが保証されます。

その他データ連動サービス

  • Bricsys 24/7:Bricsys社が提供する建設向けプロジェクト管理プラットフォームです。クラウド環境でデータの閲覧や注釈、コメントの追加が可能で、CADデータのダウンロードなしで利用できます。
  • Communicatorオプション:STEP、IGES、CATIA、Inventor、NX、Creo、SolidWorks、SolidEdgeなど、さまざまな3D CADデータの読み込み、書き出しができます。
  • xlsxファイルリンク機能:Excel形式のファイルとリンクする表オブジェクトを作成でき、データの更新も容易に行えます。
  • AutoCAD Mechanical図面の読み込み・編集:最新バージョンではAutoCAD Mechanical図面の読み込みと編集が可能になりました。
  • RevitデータとSketchUpデータの読み込み:これらのデータをネイティブで読み込むことができ、異なるソフトウェア間でのデータ連携を容易にします。

Bricsysの基本情報

会社名 Bricsys
所在地 東京都港区三田1丁目4-28三田国際ビル18F
電話番号 記載なし
URL https://www.bricsys.com/ja-jp
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効率的なデータ確認や品質管理において欠かせないツールになりつつある「点群ビューワー」
各業界で使われる様々なデータ形式や必要機能に応じて適切なビューワーを選ぶことが重要になります。

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